アパートの鍵貸します

「恋のせつなさ」
THE APARTMENT 1960年

 ●製作/監督/脚本
  ビリー・ワイルダー
 ●脚本
  I・A・L・ダイヤモンド
 ●出演
  ジャック・レモン
  シャーリー・マクレーン
  フレッド・マクマレー

  (125分)
 ●アカデミー賞5部門
  作品賞、監督賞、
  オリジナル脚本賞、
  編集賞、美術監督賞

 ●ベネチア映画祭
  主演女優賞=S・マクレーン
 ●NY批評家協会賞 第26回
  作品賞監督賞脚本賞
 ●ゴールデン・グローブ 第18回
  作品賞(コメディ)
  男優賞(コメディ/ミュージカル)
  女優賞(コメディ/ミュージカル)


 ビリー・ワイルダー監督・脚本による都会派コメディの代表作。
出世の足掛かりにと、上役の情事のためにせっせと自分のアパートを貸している会社員バド(レモン)。
だが、人事部長のシェルドレイク(マクマレイ)が連れ込んで来たエレベーターガールのフラン(マクレーン)は、
バドの意中の人だった・・・。
自分のアパートを上司の浮気の場所に提供することで出世をもくろむしがないサラリーマン。
ところが、その浮気相手が密かに思いを寄せていたエレベーターガールと知りショック!
そんな彼のほろ苦い涙と笑いの物語。


この映画は1960年の作品ながら不思議と何度見ても新鮮だ。
1960年は私も生まれていない、昭和35年だ。とてもそんな昔の作品には思えないのだが。
浮気、不倫、厳しい現実に万年平社員のしがないサラリーマン・・・。

チャーミングなエレベーターガール(シャーリー・マクレーン)はとても不倫していそうに見えない。
そこがいい!
「まさか、彼女?」と思う人が、ドロドロの不倫をしてる・・・。
でもって、相手の上司に捨てられてズタズタになってるところに、平社員(ジャック・レモン)が登場。
不倫してたと知ってっても、彼にとっては憧れのお姫様。




ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの息の合ったコンビネーションが絶妙!
おかしさと悲しさをサラリと描いている名作だ。


このページを書くにあたって資料を見たら、アカデミー賞受賞作品だったんですねー。
知らなかった・・・
コメディタッチで軽妙なので軽んじていたら、やっぱり名作だったんですねー。


(2002年12月記)